2007年03月05日
沖縄に住んで感じた事②
沖縄に住んで一年以上も経つと、嫌な事も、嫌な人に出会った事も確かにあったはずだが、そんな事は何の問題もなくて、それよりも、それ以上にこの島や、島の人の良さを実感する事が多くて、沖縄病が治るどころかますますこの島のとりこになって行った。
沖縄の自宅にいながら、ああ沖縄に行きたいなぁと思っていたのだからもう始末におえない。
沖縄に住む前は、自分は中級程度の沖縄病だと思っていたが、さすがに移住した後は中級とは言えなくて、手のほどこしようのない重傷だと自覚している。
転勤などで、仕方なく沖縄に住む事になった人や、好きで沖縄に移住した人でも、沖縄人独特のてーげー(アバウト)な所や、南国独特の時間感覚などにとまどい、沖縄人と接するのにイライラしたり、ストレスを感じる人もいるみたいだが、私は、沖縄人と気質が自分に合っていたのか、沖縄の人と接してストレスを感じる事は殆どなかった。
と言うより、私がおおざっぱすぎて沖縄人をイライラさせていたのかもしれない^^;
沖縄に住む前は、沖縄の人はみんな酒飲みで、お酒が強くて、てーげーで、時間感覚がアバウトな人達ばかりだと思っていたが、それは大きな誤解だった。
沖縄にも、お酒が弱い人も、几帳面な人も沢山いた。特に陶芸は、すごく細かい神経を使う仕事なので、私の出会った人は几帳面な人が多かった。
人の数だけ個性がばらばらで、ただ、全体的に一般に言われている様な人が多い傾向にあるに過ぎない。
これは当たり前の事だが、その当たり前に、改めて気付かされた。
でも、私が出会ったうちなーんちゅ(沖縄人)のほとんど全ての人に共通する気性だと感じた事もいくつかある。
①マイペースで流行に流されない事
これは、街を少し歩けば一目瞭然。一番分かりやすいのが服装。流行に敏感だなぁと言う雰囲気の人は、うちなーんちゅで探すのは困難。
内地に比べてあまり服装に気を使わない人が多く、高そうな服を着ている人は滅多にいない。
夏は殆どの人がTシャツと短パン、そして靴は島ゾーリ(沖縄産のビーチサンダル)
ちなみに私は移住した当初はちゃんと運動靴を履いていたが、4月にもなると暑くて靴なんか履いてられなくて、島ゾーリを買った。
でも島ゾーリは雨の日滑るので、その後滑らないゾーリを愛用し、さらに100円ショップで買ったなかなか履き心地のいいゾーリを愛用していた。一度ゾーリを履くと止められなかった。
高いヒールや、高そうなブランドの靴を持ってたりすると、一目で観光客だと分かる。
また、沖縄はリゾートと言うイメージが強い為か、いかにもリゾート服と言う感じの人もよくいるが、これも一目で観光客だと分かる。
沖縄に住んでいるとここがリゾート地だなぁと意識する事はまずなく、たまたま気温が温暖なだけで、住んでいる者にとっては地に足の付いた生活する場所。
かと思えばオバァが普通にムームーを着ていたり、とにかく誰が何をしていようが、何を着ていようが、いちいち誰も見ないし、あまり人目を気にせずにマイペースに自分のしたい事をして生きている人が多い様に思う。すごく楽だと思う。
②心根の優しい事
てーげーな人も、几帳面な人も、色々な人がいる中、やっぱりどんな人にも共通しているなぁと感じたのは、人を責めない、おとしいれようとしない、あざ笑わない、意地悪な人がいない事。
沖縄には面白い言葉があって、何か質問したり、追求しようとすると「だからよー」「なんでかねぇー」と言う。
特にこの、「なんでかねぇー」は一体、一日に何度聞いた事か・・もう空気の様な感じで聞き流していて、いつの間にか自分も「なんでかねぇー」って言ってしまっていて、私はいつの間に「なんでかねぇー」って言う様になったのかと気付いて、周りの人の「なんでかねぇー」を意識して聞いていたら、30分に一回ぐらい言っている人がいて、この人が原因だったんだ・・と気付いた。
「だからよー」は「だから何々・・」で使われる標準語の「だから」とは全く意味が違う。
「これは何でこうなるの?」「だからよー」「・・・」で会話が終わる。何故か何を追求しても「だからよー」と言われればそれ以上追求した方は何も言えなくなってしまう、不思議な言葉。
もちろん、これは同等、もしくは下の立場の人に使う言葉であって、目上の人に、「だからよー」などと言ってしまうと、とんでもなく失礼だし、ましてや仕事上の失敗を追求されて「だからよー」なんて絶対に言わないし、勿論許されるはずもない。
沖縄で沢山の人に出会ったが、たとえ一見どんな嫌な人に見えようとも、その中にどこか人の良さを感じるのがうちなーんちゅだと思う。
③沖縄を愛している事
自分の生まれ育った場所を好きな人は多いと思うが、うちなーんちゅの沖縄を愛する気持ちは特に強いんじゃないかと思う。
私が沖縄をすごく好きだと言ったら、みんな「沖縄を愛してくれて本当にありがとう」とすごく嬉しそうにする。
沖縄の自宅にいながら、ああ沖縄に行きたいなぁと思っていたのだからもう始末におえない。
沖縄に住む前は、自分は中級程度の沖縄病だと思っていたが、さすがに移住した後は中級とは言えなくて、手のほどこしようのない重傷だと自覚している。
転勤などで、仕方なく沖縄に住む事になった人や、好きで沖縄に移住した人でも、沖縄人独特のてーげー(アバウト)な所や、南国独特の時間感覚などにとまどい、沖縄人と接するのにイライラしたり、ストレスを感じる人もいるみたいだが、私は、沖縄人と気質が自分に合っていたのか、沖縄の人と接してストレスを感じる事は殆どなかった。
と言うより、私がおおざっぱすぎて沖縄人をイライラさせていたのかもしれない^^;
沖縄に住む前は、沖縄の人はみんな酒飲みで、お酒が強くて、てーげーで、時間感覚がアバウトな人達ばかりだと思っていたが、それは大きな誤解だった。
沖縄にも、お酒が弱い人も、几帳面な人も沢山いた。特に陶芸は、すごく細かい神経を使う仕事なので、私の出会った人は几帳面な人が多かった。
人の数だけ個性がばらばらで、ただ、全体的に一般に言われている様な人が多い傾向にあるに過ぎない。
これは当たり前の事だが、その当たり前に、改めて気付かされた。
でも、私が出会ったうちなーんちゅ(沖縄人)のほとんど全ての人に共通する気性だと感じた事もいくつかある。
①マイペースで流行に流されない事
これは、街を少し歩けば一目瞭然。一番分かりやすいのが服装。流行に敏感だなぁと言う雰囲気の人は、うちなーんちゅで探すのは困難。
内地に比べてあまり服装に気を使わない人が多く、高そうな服を着ている人は滅多にいない。
夏は殆どの人がTシャツと短パン、そして靴は島ゾーリ(沖縄産のビーチサンダル)
ちなみに私は移住した当初はちゃんと運動靴を履いていたが、4月にもなると暑くて靴なんか履いてられなくて、島ゾーリを買った。
でも島ゾーリは雨の日滑るので、その後滑らないゾーリを愛用し、さらに100円ショップで買ったなかなか履き心地のいいゾーリを愛用していた。一度ゾーリを履くと止められなかった。
高いヒールや、高そうなブランドの靴を持ってたりすると、一目で観光客だと分かる。
また、沖縄はリゾートと言うイメージが強い為か、いかにもリゾート服と言う感じの人もよくいるが、これも一目で観光客だと分かる。
沖縄に住んでいるとここがリゾート地だなぁと意識する事はまずなく、たまたま気温が温暖なだけで、住んでいる者にとっては地に足の付いた生活する場所。
かと思えばオバァが普通にムームーを着ていたり、とにかく誰が何をしていようが、何を着ていようが、いちいち誰も見ないし、あまり人目を気にせずにマイペースに自分のしたい事をして生きている人が多い様に思う。すごく楽だと思う。
②心根の優しい事
てーげーな人も、几帳面な人も、色々な人がいる中、やっぱりどんな人にも共通しているなぁと感じたのは、人を責めない、おとしいれようとしない、あざ笑わない、意地悪な人がいない事。
沖縄には面白い言葉があって、何か質問したり、追求しようとすると「だからよー」「なんでかねぇー」と言う。
特にこの、「なんでかねぇー」は一体、一日に何度聞いた事か・・もう空気の様な感じで聞き流していて、いつの間にか自分も「なんでかねぇー」って言ってしまっていて、私はいつの間に「なんでかねぇー」って言う様になったのかと気付いて、周りの人の「なんでかねぇー」を意識して聞いていたら、30分に一回ぐらい言っている人がいて、この人が原因だったんだ・・と気付いた。
「だからよー」は「だから何々・・」で使われる標準語の「だから」とは全く意味が違う。
「これは何でこうなるの?」「だからよー」「・・・」で会話が終わる。何故か何を追求しても「だからよー」と言われればそれ以上追求した方は何も言えなくなってしまう、不思議な言葉。
もちろん、これは同等、もしくは下の立場の人に使う言葉であって、目上の人に、「だからよー」などと言ってしまうと、とんでもなく失礼だし、ましてや仕事上の失敗を追求されて「だからよー」なんて絶対に言わないし、勿論許されるはずもない。
沖縄で沢山の人に出会ったが、たとえ一見どんな嫌な人に見えようとも、その中にどこか人の良さを感じるのがうちなーんちゅだと思う。
③沖縄を愛している事
自分の生まれ育った場所を好きな人は多いと思うが、うちなーんちゅの沖縄を愛する気持ちは特に強いんじゃないかと思う。
私が沖縄をすごく好きだと言ったら、みんな「沖縄を愛してくれて本当にありがとう」とすごく嬉しそうにする。
Posted by 川島陽子 ・ ひだまりみかん at 20:09│Comments(0)
│沖縄に住んで感じた事
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。